家族麻雀の簡単ルール決定版|役なしで今日から遊べる手順書
公開日 2026-07-09更新日 2026-07-09
家族で麻雀を楽しむための、いちばん簡単なルールはこれです——「13枚くばって、1枚取って1枚捨てて、『3枚セット×4つ+おなじ牌2枚』がそろったら あがり。役はいらない」。これだけで麻雀になります。この記事では、この「役なし家族麻雀」を親決めからあがりまでの通し手順で説明し、レベルアップの道筋と、「省いていいルール・省くと麻雀でなくなるルール」の区別までまとめます。正式ルールの記事ではありません。今日、家族で遊ぶための記事です。
かんたん家族麻雀のルール(この表だけで遊べます)
| 項目 | わが家ルール |
|---|---|
| 人数 | 2〜4人(何人でも同じルール) |
| くばる枚数 | 1人13枚(正式と同じ) |
| やること | 順番に、1枚取って、1枚捨てる |
| あがり | 「3枚セット×4つ+おなじ牌2枚」で「あがり!」(役はいらない) |
| ポン・チー(鳴き) | なし(慣れたら追加) |
| ドラ(ラッキー牌) | あり。ドラ入りであがったら ごほうび2倍 |
| 点数 | 数えない。紙に「はなまる」を記録 |
| おわり | 時計で決める(例:30分) |
あそぶ前の準備(3分)
- 牌を全部うら向きにして、テーブルの真ん中でまぜます。正式には「山」を積みますが、家族麻雀ではまぜたまま真ん中に広げておくだけでOK(ドンジャラと同じ方式)
- じゃんけんで最初の「親」(先にはじめる人)を決めます。正式にはサイコロと風の牌を使いますが、家庭ではじゃんけんで十分です
- 親から順番に、真ん中から13枚ずつ取って、自分だけに見えるように立てて並べます
- 最後に真ん中の牌を1枚おもて向きにめくります。これがドラ(ラッキー牌)です
やまを きれいに つむの、むずかしいんだよね……。
ホッホ。おうちでは つまなくて いいのですよ。まぜて ひろげて おくだけ。それで ちゃんと 麻雀に なります。
1局の流れ——完全手順
- 親から時計と反対回りに順番が回ります
- 自分の番が来たら、真ん中から1枚取り、いらない牌を1枚、自分の前におもて向きで捨てます(手牌はいつも13枚のまま)
- これをくり返して、「3枚セット×4つ+おなじ牌2枚のアタマ(あがりに必要な2枚1組のペア)」がそろったら——「あがり!」と宣言して手を見せます
- あがった人は はなまる1個(ドラ入りなら2個)。牌を全部まぜなおして次の局へ。親は右どなりの人に交代します
- だれもあがれずに真ん中の牌がなくなったら、その局は引き分けで次へ
「3枚セット」は2種類あります。




















レベルアップの段階表
家族の様子に合わせて、少しずつ正式ルールへ近づけていきます。
| 段階 | ルール | 目安 |
|---|---|---|
| STEP 0 | 牌の絵合わせ・同じ牌さがし | 5歳ごろ〜。牌に慣れる |
| STEP 1 | この記事の役なし麻雀 | 家族麻雀の基本形。ずっとこれでも楽しい |
| STEP 2 | 役を1つだけ導入(タンヤオ) | 「しばりがある方が面白い」と言い出したら |
| STEP 3 | リーチ・鳴き(ポン・チー)を追加 | 役を3〜4個覚えたら |
| STEP 4 | 点数計算(まずは大人が担当) | 外の教室・イベントに興味が出たら |
省いていいルール・のこすルール
このルールを作るときの考え方が、この記事でいちばん伝えたいことです。麻雀のルールには「あとから足せるもの」と「抜くと麻雀でなくなるもの」があります。
省いてOK(あとから足せる):役、点数計算、フリテン、鳴き、リーチ、山積み、場風・自風。これらは麻雀を深くする要素であって、麻雀を麻雀にしている要素ではありません。
のこす(抜くと壊れる):
- 順番のリズム——時計と反対回りに、1枚取って1枚捨てる。このくり返しが麻雀の体幹です
- あがりの形——「4セット+アタマ」。ここを崩すと、あとで覚え直しになります
- 捨て牌は自分の前に並べる——ぐちゃぐちゃに捨てないこと。相手の捨て牌を見る「観察」の芽になります
- あいさつ——はじめに「おねがいします」、おわりに「ナイスファイト」。家族麻雀を気持ちよく続ける一番のルールです
すてた牌はね、じぶんの まえに きれいに ならべるんだよ。あとで それが、あいての かんがえてることを おしえてくれる「たからの ちず」に なるの。
よくある質問
2人や3人でもこのルールで遊べますか?
そのまま遊べます。牌もルールも変えず、人数だけ減らしてください。1人あたりのツモ回数が増えるので、むしろあがりやすくなり初心者向きです。くわしくは「親子麻雀のはじめ方」の記事で解説しています。
フリテンがなくても大丈夫ですか?
役なし段階では省略をおすすめします。フリテンは「自分が捨てた牌ではロンできない」というルールですが、この家族ルールはツモあがり中心なのでほぼ関係がなく、入れると混乱のもとになります。正式ルールへ移るときに最初に足してください。
ドラはどうやって決めますか?
配り終わったら、真ん中の牌を1枚めくって、その牌そのものをドラにするのが家族版のおすすめです(正式には「めくった牌の次の牌」がドラですが、簡単さを優先します)。ドラと同じ牌を手に入れてあがったら、ごほうび2倍です。
いつ正式ルールに移ればいいですか?
サインは3つ——役を覚えたがる、点数を数えたがる、教室やイベントなど外で打ちたがる。移行はリーチ→鳴き→フリテン→点数計算の順に1つずつ足すのがスムーズです。一気に全部足すと挫折のもとになります。
始め方の心構えや年齢の目安は「親子麻雀のはじめ方」と「麻雀は何歳からできる?」にまとめています。まずはこのページをテーブルの横に開いたまま、13枚くばってみてください。
